2014年12月6日土曜日

55年前の飛行機事故犠牲者の結婚指輪、遺族に渡される

米ワシントン州で55年前に起きた飛行機墜落事故の現場から、亡くなった女性の結婚指輪が発見され、先日、遺族の女性に返還され、「まさにクリスマスの奇跡」と話題になっている。

ジョイス・ホワートンさん


1959年、ジョイス・ホワートンさんの父親ヒューさんと母親のヘイゼルさんを乗せた4人乗りの小型機が同州セントラリアの山中に墜落。墜落現場は14年後に、ハンターたちが偶然発見するまで不明だった。発見当時、ヒューさんの財布などが発見されたが、残りの遺品は四散して分からなくなっていた。

そして97年、森林伐採作業員のニック・バッキャナンさんが、墜落現場近くのヒマラヤスギを切っているときに指輪を発見。

ニック・バッキャナンさん(右)とジョイスさんの両親


バッキャナンさんは、指輪が誰の物かわからずに手元においてあったが、数年前から、甥と一緒に、家系や血縁関係を調べることができる「アンセストリー・ドットコム」を利用して、指輪の持ち主と現在はニュージャージーに住むジョイスさんを探し当てた。すぐに連絡を取り、先日、指輪を返還した。

ジョイスさんは、バッキャナンさんから電話をもらった時の気持ちをこう語った。

「『ジョイスさん、私はあなたのお母様の指輪を持っています。何年もかけてあなたを探していました。これをお渡ししたいのです』と告げられ……口をあんぐりさせてビックリしました。耳にしたことが信じられなかった。最近悲惨なことが多くて、失いかけていた人間への信頼を取り戻しました。この世には善い人が、親切な人がいるんです」

「55年前に母がはめていた指輪を目にすることこそ、私にとっての『クリスマスの奇跡』です」


情報ソース
http://pix11.com/2014/12/04/logger-uncovers-55-year-old-mystery-reunites-nj-woman-with-family-treasure/

0 件のコメント:

コメントを投稿