批判の急先鋒になっているのがリベラル系の米ジャーナリスト、イゴール・ボリスキー氏(写真=ツイッター)。
同氏はNRAの財務諸表などから、各政治家が受け取った献金額を把握。その政治家が事件の犠牲者への哀悼の意をツイートするとすぐに、受け取った献金額を暴露しているのだ。
Please keep the victims of #SanBernardino, California in your prayers.
https://t.co/KTiYET1YBe
— Paul Ryan (@SpeakerRyan) 2015, 12月 2
Got $2,000 from NRA during 2014 cycle to keep #SanBernadino victims in his prayers and little else https://t.co/IxDGYJPhHn
— igorvolsky (@igorvolsky) 2015, 12月 3
たとえば、12年の大統領選挙で共和党の副大統領候補となったポール・ライアン下院議長が3日、「カリフォルニア州サンバーナディノの犠牲者のために祈り続けよう」とツイートすると(上)、すぐさま「ポール・ライアン下院議長は『サンバーナディノの犠牲者のために祈り続け』るために、NRAから2014年度に2000㌦を受け取った以外にはほとんど何もしていない」という具合だ(下)。
同氏は、NRAから献金を受けている72人の政治家を暴露。ちなみに14年度にNRAから最も多額の献金を受けたのは共和党のボブ・グッドラットだった。
ボリスキー氏の戦術は、政治家たちの偽善を暴露するこれ以上ない強烈なカウンターになっており、多くの支持が集った。同氏のツイッターのフォロワーは事件発生時の1万1000人から8日現在、7万2500人に急増している。
情報ソース
http://www.forbes.com/sites/katiesola/2015/12/04/igor-volsky-twitter/
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