2015年11月16日月曜日

何の名の下に?



テロの弾丸が貫通したレストランの窓に挿された薔薇。メッセージの意味は

「何の名の下に?」。

テロの、特に自爆テロの根本的な原因は、強大な権力や社会制度によって虐げられた人々の現世に対する救いのない絶望と憎悪、そして神に対する信仰(狂信)です。

劣勢な権力関係を変えようと望む組織が、神の名の下に、正義の名の下に、そういう人々を操って憎悪を組織し、「敵」に属する罪なき人々の命を奪い、恐怖をまき散らす。

テロは報復を呼び、それがまたテロを生み出し、果てしなく憎しみが増殖してゆく……

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