2013年11月1日金曜日

ナチス・ゲシュタポ局長、ハインリッヒ・ミュラーがユダヤ人共同墓地に埋葬されていた!

ナチスのゲシュタポ(秘密国家警察)局長で第二次世界大戦中にユダヤ人絶滅計画「ホロコースト」の計画と遂行に主導的役割を果たしたハインリッヒ・ミュラー。大戦終結後、逮捕もされず、死亡も確認されず、なんとベルリンのユダヤ人共同墓地に埋葬されていたこと判明した。







31日付のドイツ大衆紙ビルトが報じた。「ドイツ抵抗運動記念館」のトゥヘル所長が複数の公文書で確認したという。

ミュラーはヒトラーの最期の日々、ベルリンの総統地下壕で共に過ごしていた。最期に目撃されたのは、ヒトラーが自殺した1945年5月1日。その後、行方が分らなくなり、イスラエルやナチハンターが長年追求していた。

南米に亡命した、ソ連か米国の情報機関に雇われた、ベルリン陥落の混乱の中で、戦死するか自殺した……様々な説があったが、よもやユダヤ人共同墓地に埋葬されていたとは……。

同所長によると、ミュラーは終戦期に死亡し、当初、ベルリンの飛行場近くに埋葬され、その後、ユダヤ人共同墓地に移された。公文書によると、ミュラーの遺体は司令官の制服を着て、胸ポケットに写真付の身分証が入っていたという。

ドイツのユダヤ人中央評議会のグラウマン会長は「最も残虐なナチのサディストがよりによってユダヤ人共同墓地に埋葬されていたとは、悪趣味な怪談だ」とショックを露わにした。


情報ソース
Gestapo chief, Heinrich Muller, 'was secretly buried at Jewish cemetery in Berlin'

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