レバノンのベイルートで24日、なにやら訴えるかわいいアルメニア人の女の子たち。プラカードには「流された祖先の血にかけて、決して許さないし、忘れないことを誓う。1915年4月24日」と書かれている。
第1次世界大戦中に、ロシアと戦ったオスマン帝国は、国内のアルメニア人がロシアを支持してゲリラ活動を行っているとして、1915年から弾圧を開始、約150万人を組織的に虐殺したとされる。
4月24日にイスタンブルでアルメニア系の著名人たちが一斉逮捕された事件を皮切りに、強制移住と組織的虐殺が始まったことから「ジェノサイド追悼記念日」として毎年、追悼行事が行われている。
日本ではあまり知られていないアルメニア人のジェノサイド、映画ではカナダの鬼才アトム・エゴヤンが「アララトの聖母」で詳細に描いている。この問題を理解する手がかりになるし、作品としても非常に優れています。興味のある方是非。
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