カナダでレイプされた17歳の女子高校生が自殺し、衝撃が走っている。
ノバスコシア州コールハーバーに住んでいたリター・パーソンズさんは11年11月、15歳の時に友達と一緒に遊びに行った家で、10代の男4人から性的暴行を受けた。犯人の1人は仲間が彼女をレイプしているところを写真に撮り、それをオンラインで生徒や地元の人々に見せた。4人は証拠不十分で起訴すらされず、リターさんは「あばずれ」呼ばわりされ、学校でイジメの対象になったという。
リターさんは怒りと苦しみでうつ気味になり、自殺をほのめかすようになったため、病院で入院治療を受けたり、ハリファックスに転居したりしたが、問題を解決することはできなかった。
3日、リターさんは自宅浴室で首を吊って自殺を図り、かろうじて命は助かったが、脳死状態に。7日、母親が生命維持装置を外す決断をし、亡くなった。
母親はフェイスブックに追悼ページを作成、自殺に至る経緯を詳述し、犯人たちと、犠牲者である娘を傷つけた人々と、犯人を野放しにしている警察と司法制度を告発している。サイトには、わずか15歳でレイプされただけでなく、クラスメートや地元の人々の「セカンドレイプ」に苦しめられ、自殺に追い込まれた少女を悼む声が世界中から寄せられている。
Angel Rehtaeh
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