ボストン・テロで負傷した少女、プロム・クイーンに

ハッピーそうなカップルは、米マサチューセッツ州のローウェル高校に通うシドニー・コーコランさん（18）とパートナーのライアン・ベイガ君。28日夜に行われたプロム（卒業ダンスパーティー）でのひとコマだ。シドニーさんはプロム・クイーンに選ばれた。

この写真からはわかりにくいが、シドニーさんは松葉杖をついてプロムに出席した。

４月15日のボストン連続爆破テロで足に破片が当たり重傷を負ったのだ。

事件当日、シドニーさんはマラソンのゴール近くで母親のセレステさんとレースに出場した叔母の応援をしていた。セレステさんは両脚を膝下から切断、車イス生活を余儀なくされている。

シドニーさんは。事件以来、病院でリハビリに励んでいたシドニーさんはこの日、始めてクラスメートと再会した。

「プロムに出られるとは思ってませんでした。みんなとまた会えてすごくうれしい」とシドニーさん。

地元とテレビの取材にセレステさんは「これは通過儀礼でしょう。娘がプロムに出席できて本当にうれしい。今夜は楽しんで欲しい」と語った。

下の動画はＣＢＳの地元支局ＷＣＶＢのニュース映像だ。

情報ソース
Sydney Corcoran, High School Student, Named Prom Queen After Surviving Boston Marathon Explosion