先月、イタリア北部トリノで高速鉄道建設計画に反対するデモが行われた時のこと。女子大学生のニナ・デ・シップルさん(20)が、デモを取り締まっていた機動隊員に、ヘルメットの顔面防御用の透明なシールド越しにキスをした。その写真がネットで「平和的な抗議の象徴」として大きな話題になった。
ところが、なんと警察官組合(COISP)は彼女を「性的暴行」で起訴すると発表した。
同組合のマッカリ長官は「もし警察官が彼女にキスをしたら第3次世界大戦が勃発するような騒ぎになるだろ?同じことを彼女は任務中の警察官にしたんだ。これを許容するべきか?」「キスはポジティブな行為です。でもこの状況では単なる侮蔑だ」と地元紙など訴えた。
COISPの対応は“過剰反応”だけど、デ・シップルさんもそれほど“平和的”ではない。
最近、仲間が機動隊員に袋だたきにされたという彼女は、フェイスブックでキスは平和的なメッセージではなく、挑発行為だったとした上で「あの不愉快な豚共を逆さ吊りにしてやりたい」などと書いている。
情報ソース
Female protester pictured kissing policeman accused of sexual assault
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