アンジェリーナ・ジョリー(39)が、台湾の主権帰属問題に関する地雷を踏んでしまったようだ。
先日、中国・上海で主演映画「マレフィセント」のPRイベントに出席した際、アンジーはAP通信の記者から「最も好きな中国の監督は?」と質問され、台湾出身のアン・リー監督の名前を挙げ、こう答えた。
「みなさんが監督を中国人と考えているかどうかはわかりませんが、台湾人ですよね。でも彼は中国人のスタッフとキャストたちとたくさんの中国語の映画を撮っています。彼の作品と出演している俳優に、私は最も親しみを感じるし、大好きです」
「一つの中国」原則に固執する中国では、アンジーの発言は「台湾と中国を別々の国と考えてる」と取られ、「錯乱した台湾独立支持者」「賢い女性が愚かな笑いものになった」などの批判が巻き起こり、下手すると「マレフィセント」のボイコットにエスカレートする自体になっている。
台湾はもちろん「よく真実を言ってくれた」と喝さいが寄せられている。
ちなみにアン・リーは台湾出身だが、今は米国籍。台湾系米国人が正解かな?何を撮っても常にハイクォリティーな、守備範囲の広い素晴らしい映画監督です。
代表作は「グリーン・デスティニー」「ブロークバック・マウンテン」などだろうか、個人的にはジェーン・オースティン原作の「いつか晴れた日に」と南北戦争の血みどろのゲリラ戦を描いた「楽園をください」の大ファン。
アンジーの発言は、つい言わなくてもいいことを言っちゃった感じだが、本音だろう。パートナーのブラピがやはり「一つの中国」を真っ向から否定した映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」に主演しているし。
情報ソース
http://www.huffingtonpost.com/2014/06/10/angelina-jolie-maleficent-china-taiwan_n_5481684.html
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