懲役を免れたのはスロットマシーンのおかげ！

ドイツ北西部ボーフムで25日、小さな奇跡が起きた。同市に住む調理師アルトゥール・Ｐ（写真＝37）が、ちょっと前に事件を起こし逮捕しようとした警官に抵抗したため、懲役71日、もしくは罰金７１０ユーロ（約９万９０００円）の判決を受けた。

しかし罰金が払えなかったため、最後の20ユーロを握りしめてゲームセンターのスロットマシーンにすがった。警官２人がゲーセンで客の身元確認をした際に、アルトゥールがまだ罰金を支払っていないことを知り、身柄を拘束しようと、手錠を取り出したしたところ……なんとスロットの５つのナンバーがそろい、１２００ユーロ（16万７０００円）が大当たり！

ドイツ大衆紙ビルトのイラスト

アルトゥールはその場で、罰金を支払い、懲役を免れた。ドイツなどでは、スロットマシーンは、負けてすってんてんになる人が多いことから、「片腕の強盗」などと呼ばれているが、その強盗に助けられたかたちだ。



情報ソース
http://www.bild.de/regional/ruhrgebiet/gluecksspiel/gluecksritter-kauft-sich-frei-37894076.bild.html