2015年1月26日月曜日

敵戦車150両撃破 ドイツ軍の「伝説の戦車兵」、オットー・カリウス氏が死去



第二次世界大戦中、150両以上の敵戦車を撃破したドイツの「伝説の戦車兵」、オットー・カリウス氏が24日、ドイツ西部ペッタースハイムの自宅で亡くなった。92歳だった。

カリウス氏は、旧ドイツ国防軍の戦車長として、主に旧ソ連との東部戦線で戦闘に参加。ミハエル・ヴィットマン武装親衛隊大尉、クルト・クニスペル曹長などと共に、最も優れた戦車兵の一人として知られている。

1940年5月、第104歩兵補充大隊に入隊。基礎訓練後、戦車部隊に志願。独ソ戦のバルバロッサ作戦では、中央軍集団第3装甲軍の第21装甲連隊へ配属され、38(t)戦車に搭乗して初陣。



43年、重戦車ティーガーI型の精鋭部隊として知られる第502重戦車大隊第2中隊に配属され、レニングラード攻囲戦、エストニアの「ナルヴァの戦い」を経て柏葉付騎士鉄十字章を受章した。

44年12月、第512重駆逐戦車大隊へ配属され、45年3月からルール包囲戦。4月に米軍に投降した。最終階級は中尉。

その活躍は自伝「ティーガー戦車隊 第502重戦車大隊オットー・カリウス回想録」、宮崎駿監督のコミック「泥まみれの虎」などに詳しい。



戦後は薬剤師となり、搭乗したティーガー戦車に因んで「Tiger Apotheke(虎薬局)」と名付け薬局を経営していた。

情報ソース
http://www.delfi.ee/news/paevauudised/valismaa/suri-narva-all-voidelnud-tankikomandor-tiigriass?id=70640495

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