約13㌢四方の紙を野菜や果物と一緒に袋に入れたり、冷蔵庫の野菜室にひくだけで、賞味期限が2~4倍に伸びる……こんな不思議な紙が話題になっている。
米メリーランド州に住む起業家カヴィタ・シュクラさん(写真)が開発した「フレッシュペーパー」という製品だ。
どうしてそんなことが可能なのか?バクテリアや細菌の繁殖を抑えるスパイスミックスを紙に染み込ませてあるためだ。
インド系米国人であるカヴィタさんは中学生の時に、インドに住んでいた祖母の家に行ったときに、生水を飲んで具合が悪くなった。その時、祖母がスパイスミックスを入れた茶を飲ませてくれて全快。インドのスパイスの医学的な効用に興味を持ったという。
フレッシュペーパーはそのスパイスの効用を適用したものだ。価格は8枚入りで9.99ドル(約1200円)。約2カ月分だという。
世界では野菜や果物の25%が賞味期限をオーバーして、捨てられているという。世界の、特に貧困国における食糧事情の改善にも大きな役割を果たすことが期待されている。
ニューズウィークやフォーブスなど数多くの米メディアで紹介され「シンプルながら生活を一変させる発明」と称賛され、現在、アマゾンなど大手通販でも販売されている。来年のスーパーボウルのCMに起用されることも検討されているという。
情報ソース
http://www.americanbazaaronline.com/2015/09/02/kavita-shuklas-invention-freshpaper-in-the-reckoning-for-a-super-bowl-tv-commercial/
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