この目力のある美女は、「Petite Mort」という毛皮ブランドのオーナー、パム・パキンさん。
着けているネックウォーマーはフェイクファーではなく本物のアライグマの毛皮ですが、動物愛護団体に非難されることはありません。
というのも、この毛皮は「accidental fur」、つまり交通事故で死んだ動物のものだから。
パキンさんは、高速道路警察や動物管理局と連携して、事故で死んだ動物の死骸を貰い受け、毛皮製品を作っています。
ちなみにブランド名はフランス語で「小さな死」という意味。本来はセックスのオーガズムを暗示する婉曲表現だけど、「毛皮の材料となる動物の死」も意味するダブルミーニングになっているような気がします。
「死」と「毛皮を着ける快楽」を匂わせるクールなネーミングです。
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