英ロックバンド、エマーソン・レイク&パーマー(ELP)のキース・エマーソンが10日、米ロサンゼルス近郊の自宅で死去した。71歳。
1970年にベーシストのグレッグ・レイク(68)、ドラマーのカール・パーマー(65)とともにELPを結成。70年代に、ロックとクラシック、ジャズを融合した「プログレシッブ・ロック」のトップバンドのキーボード奏者として活躍した。
ピアノ、オルガン、シンセサイザーなどを四方に積み上げ、縦横無尽に演奏するスタイルを確立。シンセサイザーをいち早くロックに導入し、エレキギター中心だったロックのサウンドに革新的な変化を起こしたことでも知られる。
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個人的な思い出を書けば、最初にムーグシンセサイザーの「ギュウィ~ン」というサウンドを聞いたのは、ELPの「恐怖の頭脳改革」だった。
「展覧会の絵」を聞いたのはムソルグスキーのピアノ曲でもラベルのオーケストラ版でもなく、ELPのプログレ版。友人の家でラベルのを聞いて「おい、歌詞がないやないか!」と言って笑われたなぁ。英語の聖歌「エルサレム」もELPだった。
キース・エマーソンと言えば、ハモンドにナイフを突き刺すパフォーマンスが知られている。
ナイフでキーを押したままの状態に固定して、ハモンド本体をアンプに近づけて、ハウリングを起こさせるという、むちゃくちゃなことをやっていた。
そのパフィーマンスが有名すぎるけど、個人的には「恐怖の頭脳改革」に入っていたインストの「トッカータ」がキース・エマーソンらしい気がします。
これを聴いて追悼しよう。
これを聴いて追悼しよう。
中学高校の時に熱狂的にハマッていたロックのヒーローたちが次々と亡くなって、さみしい限りだ。R.I.P.
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追記
キース・エマーソン、自殺だったのか……
右手の指2本が神経が進行性の病気で動かなくなってた。それが原因で鬱になってたらしいです。
悲しい。
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