ラスベガスで開催されたミスUSA大会は5日、首都ワシントン代表のデショーナ・バーバー(26)が優勝して閉幕したが、もう1人、ミスに負けないくらいの注目を集めている参加者がいる。
カリフォルニア代表ナディア・メヒア(20)だ。
先週金曜、ステージで「米国における経済的格差をそう解消すべきか?」という質問を受けてナディアは絶句。
そして困惑の表情を浮かべ、「社会的な経済的な平等の問題に関ししては、お金持ちと貧乏な人々がこんなにも離れているのはよくないと思います……ミドルクラスの人もいます」「お金持ちは与えることが、貧乏人は一生懸命に働くことが、そしてミドルクラスの人は団結して、その橋渡しをすべきです」などと、つっかえながらとんちんかんな答えをつぶやいた。
悪戦苦闘するナディアに客席からは応援の歓声が上がったが、残念ながらミスUSAはもちろん、3位入賞も逃してしまった。
大会が閉幕した翌日の6日、ナディアは元バックストリートボーイズのハウイー・ドロー(42)と一緒に、同グループの大ヒット曲「I Want It That Way」を一緒に歌った短い動画を公開。その中でナディアは歌詞の一部を「I don't know about the economy(経済のことはわからない)」と変えて歌い、失敗を明るく笑い飛ばした。
これが受けて、わずか16時間で再生回数が3万回を突破するヒットになっている。
いいぞ、いいぞ。人生では、自分を客観視して笑い飛ばすユーモアのセンスは、経済的知識よりうんと大切な場合が多いはず。
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