第二次世界大戦中にアウシュヴィッツ強制収容所で囚人を使って残虐な人体実験を繰り返し、「死の天使」と恐れられたヨーゼフ・メンゲレ。
その頭蓋骨が、なんとブラジル・サンパウロ大学で医学用の教材として使われてるそうだ。
メンゲレは戦後、戦犯追及をかわして南米に逃亡し、1979年にブラジルで海で泳いでいるときに心臓発作により死亡。85年に遺体が発見された。
この時、遺体がメンゲレであることを立証したのが、同大のダニエル・ムニョス法医学博士だ。
その後、遺骨は30年以上、サンパウロ法医学研究所に死蔵されていたが、最近になって同博士が法医学の授業に教材として使用し始めた。
「書類に残された情報と遺骨を比較検証する方法を教えるのに有用」なんだとw
写真は「メンゲレ」を手に講義を行うムニョス博士。
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