2017年3月27日月曜日
女の子に石を投げてもOK!? 宝石店の広告が大炎上
「Sometimes, It's ok to throw rocks at girls...(時には、女の子に石を投げてもOKですよ…)」。先週、米ノースカロライナ州アシュビルを走る高速道路沿いに立てられたビルボードのこんな宣伝文句がネット上で大炎上を巻き起こした。
これは「スパイサーグリーン」という地元の宝石店の広告。「throw rocks(石を投げる)」には、業界用語で「宝石をプレゼントする」という意味があるそうで、強烈な表現で人目を惹こうとしたわけだが、ジョークが通じない人たちがたくさんいた。
ネットには「女性に対する暴力を許容するような表現は許せない」「この広告がOKというやつには石をぶつけてもいい」などと宝石店を非難する声が続々と寄せられた。
クリントン元大統領の娘チェルシーまで「女性に暴力をふるう話は、絶対に面白くはない」と発言したため大騒ぎになった。
「スパイサーグリーン」は大慌てで、フェイスブックに謝罪文を掲載。広告を取り下げるとした。
しかし今度は、あまりに四角四面な非難に反感を持つ人々が宝石店を支持。「謝る必要はない、広告が女性への暴力を許容していると取る人は頭がおかしい」「フェミニストどものテロに屈するな」などという意見が相次いだ。
いずれにせよ注目を集めたのは確実で、ある女性は「売り上げが500%アップするよ」とツイート。結果的に炎上マーケティングになるかも?
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