2014年8月29日金曜日
看板を巡って起きたイスラム教徒対白人の「ベーコン戦争」 米バーモント州
米バーモント州ウィヌースキにあるレストラン「スニーカーズ・ビストロ&カフェ」は、市の事業に協力したご褒美に、店の近くのロータリーの花壇に看板を出す権利を得た。
そこで「バスに道をお譲りください(Yield To Bus)」をもじって「Yield for Sneakers Bacon」という店の自家製ベーコンを宣伝する標識を設置したが……
人口7000人のウィヌースキには豚肉が御法度のイスラム教徒が多く住んでいる。標識を設置したあと、ネットのコミュニティーフォーラム「Front Porch Forum.」に菜食主義のイスラム教徒の女性から、標識は不愉快だとの書き込みを受けた。
「ウィヌースキに住む多くのイスラム教徒やさまざまな理由で多くの人が豚肉を食べないことを考えれば、街の主要な十字路にこのような無神経な看板は不必要に思えます」
スニーカーズのメニューには、自家製のターキーベーコンを使ったサンドイッチもある。
オーナーのマーク・ダイシンガーさんは、この女性と直接話した上でこの標識を撤去した。
ところが今度はイスラム教徒に反感を持つ白人系の住民たちから、そんな自己規制は不必要だし、言論の自由の侵害を認めるのも同然だ、との批判が店のフェイスブックのページや電話に殺到した。
批判は、先日、イスラム系過激派ISISが米国人ジャーナリストを斬首して、その映像を公開したことなどを受け、過激なものも多い。
「イスラム教徒がある一定数に達すれば、様々な要求を突きつけてくる。ばかげたイスラム教徒の要求に唯々諾々と屈する弱い白人は、ただの裏切り者だし、そういう扱いを受けるべきだ」
「イスラムの連中を支持し、屈してくれてありがとうよ。あんたのレストランでは二度と飯を食わない!」
あまりの騒ぎに頭を抱えたダイシンガーさんはフェイスブックを閉鎖、店の評判を落とさずにこのベーコン問題をどう解決するかを広告会社を雇って検討中だ。
情報ソース
http://www.burlingtonfreepress.com/story/news/local/2014/08/25/bacon-ad-backlash-floods-winooski-restaurant/14576501/
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