過激で毒のある歌詞と言動で知られるラッパーのエミネム（42）の意外な横顔が明らかになった。彼の熱狂的なファンで、極めてまれな骨髄のがん「骨肉腫」で末期段階にあった男子高校生ゲイジ・ガーモ君を見舞ったのだ。
橋渡しをしたのはガーモ君の友人たちとエミネムの地元ミシガン州の慈善団体だ。友人たちは余命いくばくもないガーモ君の最後の願いが「エミネムに会うこと」と知り、ＳＮＳなどを利用して、その願いをかなえるためのキャンペーンを始めた。
それが末期症状の子供の願いをかなえる慈善団体「レインボー・コネクション」の知るところとなり、エミネムに伝えた。
エミネムは11日夜、同州ロチェスターヒルズの自宅と訪れ、家族が見守る中、彼とヒップポップやフットボールなどの話をしたという。
繰り返し受けた手術、化学療法など、厳しい闘病生活で、なかなか笑うことがなかったガーモ君、エミネムの姿を見たときには満面の笑みを浮かべたそうだ。
ガーモ君は願いがかなった翌12日、静かに息を引き取った。17歳。16日に18歳の誕生日を迎えるはずだった。
情報ソース
http://www.tmz.com/2015/01/12/eminem-visits-sick-fan-bone-cancer-michigan-secret-visit-gage-garmo/
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