ラフなファッションでギターの弾き語りをしているイイ女は、ご存じカーラ・ブルーニ(45)。フランスのサルコジ前大統領の夫人だ。26日、ニューヨークのロイヤルトン・ホテルで行ったライブのワンシーン。
元々歌手・モデルのカーラは4月に5年ぶり4枚目となるアルバム「リトル・フレンチ・ソングス」をリリース。現在、米国とフランスをツアー中だ。
------------------------------------------------------------
で、カーラの歌はどんなものかいな、と興味を持って、アルバムの先行シングル「Chez Keith Et Anita」をYouTubeで聞いてみました。
ラテンっぽいリズムのアコースティックの曲で、カーラの歌は上手くはないけど、ちょっとハスキーな声はなかなか魅力的。
ところで、題名は「キースとアニタのところで」という意味。
キースとアニタって、ひょっとしてストーンズのキース・リチャーズと昔の恋人アニタ・パレンバーグのこと???
私はフランス語はさっぱりなので、歌詞をグーグル翻訳にかけて英語にしてみたところ……1970年の夏にキースとアニタの家で過ごした幸福な体験が歌われています。
ロゼのワインを飲んで、マリファナを巻いて……ショパンとマリアンヌ・フェイスフルを聴いて……
ウ~ン、やっぱり、「あのキースとアニタ」のことだ。
でも、1970年の夏ってカーラはまだ2歳じゃないか。現実の体験ではなく、彼女のイマジネーションの歌ですね。ストーンズ・ファンの私は不思議な共感を感じてしまう曲。